2009-01-01から1年間の記事一覧

師走の花はシクラメンでしょう

野山はしばらく楽しませてくれた赤や黄色の紅葉が鮮やかさを失ったまま、一夜風が強く吹いた日の翌朝はすっかり落葉して茶色濃淡の冬枯れ一色に変わり果てていました。 季節が急に進んだような… 人生も枯葉色の私、でも街に出ると花屋さんの店先、ポインセチ…

南紀 枯木灘

久しぶりに描いてみました、オソマツな絵です。 見てくださって有難うございます。 夏、和歌山県すさみ町にある日本一小さな水族館、「町立 エビとカニ水族館」を訪ねました。 彼ら、エビもカニもじっくり見ると実に面白い、親近感が湧いてきて対話が出来そ…

野半の里の藤の花

大阪府和泉市から国道480号線で標高670メートルの鍋谷峠を越えると和歌山県は紀の川沿いのかつらぎ町。 野半の里とよばれる老舗の造り酒屋が開いた癒しの施設があります。 古い酒造の建物を利用した温泉「蔵の湯」でほっこり温まったあとは花いっぱいの庭…

紀伊山地に響く水の音

岩をかみ底を削って山の川は落ちるように流れる。 音がまたいい、ドウっと一気に進んでまたサラサラとささやくような流れに。 水煙が緑をしたたらせて木の匂いを強くする。 ここは奈良県吉野郡十津川村の山中、2004年にユネスコの世界遺産として登録され…

一周年で反省

絵を描きだして二年半、ブログに臆面もなく載せてまる一年、そろそろ反省するべき時のようです。 描いても描いても上達しない絵、下手でもそれなりに訴えるものがない、薄っぺらい絵、ちょっと考えてみる時が来たようです。 ずっと描く事自体が楽しくてやっ…

赤目、香落渓から青蓮寺湖へ

紅葉と四十八滝で知られる三重県は名張市の赤目、その土地の特産品、それは赤目マツタケ、香りが強くて歯ごたえしっかり美味なんだって。 香落渓から続く青蓮寺湖のほとりでマツタケご飯が食べられるとの情報を得て探しました。 そうしたらありましたで!「…

待てば良かった、あとすこし!

この春、お花見に出かけられましたか? 絵の桜は我が家から歩いて15分ほど、信太山丘陵の端、黒鳥山というお花見スポットのソメイヨシノです。 ちょっとまだ満開までには至らず、あと少しの我慢足りなくてちょうど7分咲きといったところでしょうか、来て…

みどりの中の赤い橋

和歌山県有田川町、高野山から端を発した有田川が山あいの緑を写して流れて丁度二川ダムあたり、ダム湖を見下ろしてそれは架かっていました。針葉樹の木々の中に突然目に飛び込むなんとも優雅な… 真っ赤な全長160㍍の吊橋は蔵王橋、かつては自動車も通行…

高見山 春よし夏よし秋もよし 冬は?

ここは三重県松坂市と奈良県東吉野村の境界あたり、高見トンネルを三重県側に抜けたら見えてくるのがそびえる高見山、そして高見ループ橋を国道166号線が下り降ります。この山は標高1248.3メートル、登山者が多く、特に冬場は近場で霧氷樹氷が見られる山として人…

冬桜 花言葉は…冷静! 別子銅山

私に一番似つかわしくない花言葉のこの花の群生は、高知からの帰途、愛媛県新居浜市の山中、別子銅山で見つけました。 ほら穴好きの好奇心抑えられず立ち寄りましたが、旧別子村で発見採掘開始から新居浜市側への坑道の総延長は700㌔、最低部は海抜マイナス1…

瀬戸大橋、曇り、夕暮れ、タグボート

葬儀のため、田舎(四国は高知県)に帰省、帰途 瀬戸大橋 与島パーキングエリアにて休憩、雨が近いのか霞む坂出の町、そして目の前に広がる大橋のスケールの大きさは橋好きの私にとっては感動そのもの、ところがその橋の下をくぐって大きな台船が小さい引船…