強風の 経ヶ岬

山陰海岸ジオパークの東の端っこ、京都丹後半島経ヶ岬。 訪れたときは強風で歩けないほど。波は荒れ狂い、鉛色の空から横に飛ぶ雨しぶき、そのジオラマは平坦な気候の地に住む私達にはちょっと、魂を揺さぶられるほど。意識も一緒に強風の中に入って行きそうでした。この先 鳥取県白兎海岸まで 110 ㌔にわたって地形地質の博物館 といわれる 2010 年登録のジオパークが続きます。いつも風が吹いて波が荒くて、そんな荒々しい印象のこの景勝、でも ふと真冬に岬の先端に行ってみたい、なんて気持ちが湧いてくる、不思議な風景でした。