楯ヶ崎の柱状節理

再び柱状節理の写真を載せてしまいました。 
マグマが地表にあふれ出ていた痕跡、岩石の節理は自然の造形美の最たるもの、と私は思っています。 節理とは…溶岩が冷えて固まるときに縮んで出来る切れ目のこと、縦に入ったのが柱状節理です。ご紹介する楯ヶ崎は三重県、国道311号線で尾鷲市より海岸を縫って走り、熊野市に入ってすぐのあたり、ちょっと森の遊歩道を40分ほど下って海が開けた二木湾近くにある島です。周囲600㍍、高さ100㍍ある周囲の岸壁が柱状節理、圧倒的な迫力で浜辺から近くに迫ります。これを間近に見て一瞬息を飲み、そして目をそらせなくって立ち尽くしました。楯ヶ崎という名称の由来は、楯が横にギッシリ並んだように見えるからだそうで、それほど大きい摂理が見られます。