智頭町の街並み

鳥取市から国道53号線で岡山県津山市に向かって一時間あまり、静かな山あいのまち、鳥取藩の宿場町として古くから栄えた智頭町に着きます。 ここに元禄年間より続いた大庄石谷家の豪壮な住宅があり一般公開されています。 総面積3000坪、近世からの日本建築の粋を集めた豪壮な建物は蔵や庭園を含めて平成21年に国の重要文化財に指定され、文化財として一見の価値あり、郷土を愛し繁栄させた代々当主が住まっていた往時の空気そのままが残って漂っているような不思議な感動を覚えさせてくれます。 このあたり歴史探訪の街道にふさわしいたたずまい、静かな時がゆっくり流れます。 ここから更に53号線を津山方面に向かうと…奈義山の近く、私の好きなループ橋、奈義ループがあり山陽路へと続きます。